メッキ その1

葉っぱ

アクセサリーのパーツやチェーンにゴールドやシルバーの色がついていますよね。
本金、銀でなければ それはメッキです。

アクセサリーパーツのメッキは電気メッキという電気分解を利用したメッキです。

例えばチェーンの場合はほとんど材質は鉄か合金(真鍮、キャスト等)です。

真鍮の場合ですが、はじめ(メッキ前)は、生地といって地金のままです。
地金(真鍮)はきれいな5円玉の色をしています。(5円玉も真鍮でできています。)

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上の写真が生地のままのものです。

その生地をメッキ液の中に入れてプラス極に銅板、マイナス極に地金を吊るして電気を流すと、

プラス極の銅が銅イオンとなって液に溶け出しマイナス極の地金に付着します。

これが銅メッキです。

プラス極がニッケルならニッケルメッキになります。

具体的にチェーンにゴールドメッキをつけるとすると、

基本的な順番は地金に銅メッキ→その上にニッケルメッキ→その上にゴールドメッキをつけます。

これでゴールドメッキが完成です。

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上の写真は、ニッケルシルバーとゴールドのメッキを付けた物です。

ゴールドも少しずつですが色が異なります。
それは、金の入れる濃さや気温など微妙な所で変化します。

このゴールドは24金や18金で、本物の金です。

重ねてメッキをつけている証拠に、長く使って擦れたりすると下から

ニッケルの色(銀色)が出てきます。

酸化してサビがでる事もありますので、汗や水がついたらしっかり手入れして、
そういったことも避けたいのであれば焼付けなど加工をする事をオススメします。

有限会社ミラノでは金属製品の別注作製からメッキ変えも承っております。

お問い合わせはこちらまで

 

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